プロパンガスの平均価格はいくらか(地域別)
仕組み / / 更新 2026年9月10日
自分のガス代が高いのか安いのか。判断するには比べる相手が要ります。
プロパンガスには公表された料金表がありませんが、平均価格の統計は存在します。
公的な統計があります
エネ研・石油情報センター(一般財団法人 日本エネルギー経済研究所)が、毎月、地域別のLPガス小売価格を調査して公表しています。
公的な調査なので、根拠として最も確かなものです。
地域別の平均価格
2026年8月31日時点の調査結果です。単位は円(税込)。
| 地域 | 5m³ | 10m³ | 20m³ | 50m³ |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 7,089 | 11,663 | 20,245 | 45,115 |
| 東北 | 6,458 | 10,770 | 18,997 | 41,842 |
| 関東 | 5,620 | 9,238 | 16,286 | 36,199 |
| 中部 | 5,963 | 9,728 | 16,929 | 36,505 |
| 近畿 | 5,825 | 9,455 | 16,338 | 35,506 |
| 中国 | 6,319 | 10,299 | 17,832 | 38,504 |
| 四国 | 5,808 | 9,447 | 16,278 | 35,277 |
| 九州及び沖縄 | 5,960 | 9,736 | 16,744 | 35,790 |
| 全国 | 5,991 | 9,822 | 17,118 | 37,365 |
一般的な家庭の使用量は月10m³前後です。その場合、全国平均は 9,822円。
地域差は実際にあります
同じ10m³でも、北海道は11,663円、関東は9,238円。その差は2,425円です。年間にすると29,100円になります。
配送距離や人口密度によって、1軒あたりの配送コストが変わるためです。寒冷地は使用量そのものも多くなります。
つまり、全国平均と比べるより、自分の地域の平均と比べたほうが正確です。
料金の決まり方
プロパンガスの料金は「基本料金 + 従量料金」で構成されます。
- 基本料金:使った量に関係なくかかる固定費。ボンベや配管の維持、保安点検、検針の費用
- 従量料金:使った量に応じてかかる費用
検針票を見れば、この2つが分かれて書かれているはずです。なお、従量単価は使用量が増えるほど安くなる(逓減する)料金体系が一般的です。上の表で、使用量が5倍になっても金額が5倍にならないのはそのためです。
自分の請求額と比べる
検針票の「使用量」と「請求額」があれば、その場で比べられます。地域を選べば、その地域の平均と比較します。
平均より高かった場合
まず確認するのは、その差に理由があるかどうかです。
給湯器やコンロをガス会社が負担して設置し、その費用をガス料金に上乗せして回収していることがあります。この場合、単価が高いのには理由があることになります。
契約内容を確かめたうえで、それでも高いと判断できるなら、他社の見積もりを取る段階に進みます。ただし切り替えには確認すべき点があるので、無償貸与と2024年の法改正を先に読んでおくことをおすすめします。
注記
掲載した数値は2026年8月31日時点のものです。石油情報センターの調査は毎月更新されるため、最新の数字は出典元でご確認ください。
また、この統計は地域ブロック単位の平均です。同じ地域内でも会社や契約時期によって料金は変わります。平均より高いからといって、ただちに不当というわけではありません。